お世話になっております。りおです。福島旅行第二弾は温泉回ですよ~
UFOの里から無事帰還した私は、福島名産のフルーツにまみれながら作戦タイムをしたのですが…あまりにおいしそうすぎて、食べたところは写真に撮っていなかった(ありがち)
本当は野地温泉ホテルに泊まりたかったけれど、諸条件があわず泣く泣く見送りました。いや、おひとりさまだから断られたのではないんです。
サイトに一名での宿泊金額が掲載されていないけれど、問い合わせたら16,000円程度で泊まれるというお返事で、正直ゆらいでたんですよ。でも、お迎えのバスが来る13:30に福島駅には居ることができず、かつ今の時期直に野地温泉に行けるバスはないということで断念…
なぜUFO館にいってしまったんだ!(ノープランの代償)
ということで、暫し検索。候補として土湯温泉と岳温泉があがったけれど、こけし大好きなので土湯温泉に決定!
土湯温泉でぼっちが安く泊まるには。
最悪立ち寄り湯でサクっと帰ってきて駅周辺で一泊、も考えたけれどどうせならゆっくりしたい。ということで土湯温泉で宿を探しましょう。
土湯温泉には廃業した温泉ホテルや従業員の元宿舎を改装した宿泊施設がいくつかあり、旅館に泊まるよりもずっと安く温泉ステイができるのです!!たまたまだったけど、調べてみて良かった。
勿論素泊まりになるけれど、4,000~6,000円程度で温泉付きと好条件!
今回私が選んだのは「YUMORI ONSEN HOSTEL」
ドミ4,000円台(お盆なので底値ではなかった)で泊まるくせに、ホテルの送迎バスがあるという好待遇。隣接する「山水荘」の系列のホステルなので、山水荘のお客と一緒に送迎してくれるんですね。当日の昼前に突然問い合わせたのに快く乗せていただけてありがたかったです!
福島駅から30分ほどバスにゆられて、土湯温泉に到着~!
土湯までなら路線バスでも行けるけれど、バス代もバカになりませんし送迎つきというのは本当にありがたいですな。
YUMORIの温泉は山水荘の源泉を引いているそうです。山水荘系列だけど、特に本館の山水荘の温泉に無料では入れたり立ち寄り湯が安くなるサービスはなかったのがちょっと残念w
そもそもお盆中の山水荘は立ち寄り湯不可だったのでいつかリベンジしたい…!
ホステル、というとちょっとボロかったり狭かったりしちゃうイメージですが、ご安心ください。みよ、このオシャレな共有スペース。カフェもあり!
この環境に専用の温泉が付いて、ドミ3,700円~、個室5,700円~と魅力的!
シャレオツな本が沢山置いてあるので、お茶やお酒を啜りながらゆっくり楽しんでください。
…私の手が日焼けしすぎてて申し訳ない。
この何気なく手に取った「被災地こけしひとり旅」、名作でした。淡々とこけしが写っているだけの写真だけれど、それがまた震災の悲惨さを雄弁に物語っていて引き込まれます。
さて、そろそろ客室に行きましょうか。YUMORIはドミトリー、個室両方用意がありますが、今回低予算だった私はドミを選択しました。
めっちゃんこキレーイ!
しかし幸か不幸か、この日は日本人女性と二人だけだったので、大人数の時よりも気を遣うハメになりました(笑)
夜もすっごい静かだった。もしかしたら飲みに出かけてらっしゃったのかな?
ドミの個別スペースはこんな感じの自分でお布団敷くスタイル。とても清潔でふかふかのオフトゥンでした。
荷物の収納棚が二つあり便利だし、勿論ベッドわきに電源〇、明るさ調節できる照明〇と大変快適。
さて何故か山道を歩きまわって汗かいたのでお風呂はいましょう。
流石、元温泉旅館だけあって、立派な大浴場。かつて露天風呂があったような作りですが、今は内湯のみのようでした。他には貸切湯がいくつもあるので、ファミリーでも安心ですね!
泉質はアルカリ単純泉なのでの私の好きなヌルヌルタイプのお湯です。温度も丁度良くて(主に18きっぷの旅で消耗した)疲れが取れる…
ゆっくり浸かって疲れも癒えたところで温泉街の散策に出かけようと思います。
こけしだらけの温泉!ニュー扇屋で日帰り入浴
折角温泉街にいるので、もう一か所くらい立ち寄り湯したいですね。
忘れてしまいそうになりますが、今はお盆中なので共同浴場の中之湯は千客万来+立ち寄り湯に対応していない宿も結構あるようなので、素直に観光案内所で入れるお風呂を教えてもらうことにします。
で、こちらが教えていただいたニュー扇屋
この佇まいである。
恐る恐る日帰り入浴を問い合わせたら快くOKして頂けた!
ニュー扇屋はペット可という珍しい温泉宿ですが、それだけでなくとってもユニークなお宿なんです
それは
こ け し !!
こけしのコレクションがすごい!
一番圧倒されるのがロビーに聳え立つこけしタワー
各階にも日本全国から集まったこけしが所狭しと陳列されている…
その数、約1300本。圧巻であります。
こけしをじっくりみた後は扇屋自慢の自家源泉に浸かりまくります。単純泉と炭酸水素塩泉の混合泉なので、しっとりすべすべ+ポカポカが持続する冷めしらずの湯らしいですよ。
流石にずっと独占とはいかなかったけど、ゆっくり入れました。ビバノノン。
ニュー扇屋
福島県福島市土湯温泉町字下の町18
024-595-201
土湯温泉散策、こけしだらけの街を楽しむ
お風呂はたっぷり入ったので、第二目的のこけし購入へ向かいます。
今回はお土産屋兼こけし工房のまつやさんにお邪魔しました。絵付け体験なんかもやっているようで私も予約してみればよかったなぁ…と少々後悔。(ノープランの代償)
絵付け体験の方もいらっしゃったので店内の写真はありませんが、味のあるこけしたちが沢山!伝統工芸といえばお高いイメージがありますが、ミニサイズは1,000円~購入できるので旅の思い出に集めております。みんなこけし沼においでよ。
10分ほど粘ってミニこけし様をお迎えしました。
この「のぺっ」としたお顔がいいよね(褒め言葉です)
まつや物産店(マツヤブッサンテン)
福島県福島市土湯温泉町字下ノ町25
024-595-2156
※私が来訪した日は遅くまで営業されていました。
自分土産を買った後は土湯の街を軽く一周してきましょう。
中之湯すぐ横の有名なビッグこけしが居る橋をみたり
圧がすごい
圧がすごいぞ
定番のマンホールウォッチング!
魂が抜けている。
温泉街の入り口にそびえたつ大こけしは、なんか微妙な位置に顔ハメパネルがいて邪魔だと思うのは私だけでしょうか。
ぐるっと周って広場へたどり着きました。今日はお祭りの日らしく、やぐらが組まれています。実はこの日は南から台風が迫ってきていてあまり芳しくない空模様なんですが、もし夜お祭りやってたら見に行ってみようかな?
温泉街を少し奥に入るだけで、こんなマイナスイオンスポットに到着!
迷おうと思えばいくらでも迷えるスタイル。
全体的に看板が物騒なんですが…こういう看板を見ると、震災の事を思い出さずにはいられない。
ざっくりと散策し終わった後は、美しい川でマイナスイオンを摂取しながら足湯を楽しみましょう。誰も入っていなかったから激熱になっていました。ついに小雨が降りだして、ちょっと肌寒くなったので熱い湯が心地いい。
あまりの熱さに足が赤くなってしまったので、冷たい川の水でクールダウン
足だけ交互浴状態ですね。あ~整うわぁ…
足湯でライフが回復した頃には雨も止んだので、温泉街に戻って何か食べようと思います。
土湯グルメを食べまくる(一部消化不良)
ホステルで「つけ麺が美味しい」と教えていただいていたので、今日の夕食はつけ麺屋に行こうと思います!18時の開店までもう少しだけど、散歩で小腹がすいたのでニュー扇屋に戻って1Fの店舗でプリンを頂きます。
クリーミーでとてもおいしかったんだけど、こんな残念な写真しか残っていなかった。私は何が撮りたかったんだ…おしぼりなの?
もう1件「こけしプリン本舗」さんも狙ってたんだけど、お盆だからかお休みでした。残念ッ
土湯温泉おんせんたまごとプリンの専門店 源泉湯庵 森山
福島市土湯温泉町字下の町18
024-595-2536
無休
09:00~18:00
※掲載当時の情報なので詳細はお問い合わせください
そして満を持して、つけ麺屋の開店時刻となりました!
口コミでも「おいしい」「おいしい」と評判のお店なのでとっても楽しみ。
…あれ?なにか様子がおかしいぞ?
えと…お祭りのためお休みだそうです。
\(^o^)/オワタ
ところでこの記事を書くにあたって調べていたら、つけ麺屋さんが土湯温泉から移転されていました。とことん縁がないな…めっちゃ悔しくてマップに★印入れたので、近くを通った際は行ってみたいと思います。
つけ麺 まさはる(新住所)
福島県福島市上鳥渡字土手内31-3
024-529-6930
完全につけ麺腹なんですが、気を取り直してお店を探しましょう。
まさはるからちょっと引き返すと、こんな看板が…!
はい。ご覧になります(何様)
雑貨屋兼カフェのロータスさんでした。
捨てる神あれば拾う神あり。ここでこのままご飯にしてしまおう!
土湯こけし以外にも、センスのいい雑貨達が陳列されていてみていて飽きません。ぐぅ…欲しいけれどさっきこけし買ったばかりなので我慢我慢。
こちらのオーナー、実はヨガインストラクターさんということで、出てくる品も身体の中からキレイになるようなお品ばかり。
自慢のインドカレーを頂きます!
土湯まで来てなぜかカレー。でも美味しい。
お米もジャスミンライスやで。
ベトナムでハマった蓮茶をセットにして、いただきまーす。
カフェも雑貨屋もそれなりに盛況で入れ代わり立ち代わりお客が入ってきます。
女性二人がお店に立たれてたんですが、オーナーと娘さんと聞いて驚愕。
え、オーナーめっちゃくちゃ若々しいしスタイルがいいんですが、本当にこんな大きい娘さんいるのかい…ヨガを…ヨガをやらねば…!!
温泉街を眺めながら食後のお茶を楽しむ…今日は盆踊りだからいつもよりも延長して営業されてるんだそうです。(いつもは18時閉店)
オーナーのお話によると、土湯のあたりも震災の影響があったようで(特に風評被害)色々と大変だったようです。そういえば、私が泊まっている所も廃業した旅館だったな、と思いをはせるのでした。
土湯温泉 Cafe & Crafts Lotus
福島市土湯温泉町下ノ町9番地
024-572-7796
月~木は休
【金】13:00~18:00 【土日祝】11:30~18:00
※掲載当時の情報なので詳細はお問い合わせください
③へ続く