お世話になっております。りおです。
春の磐越西線旅、第二回目は津川で「狐の嫁入り屋敷」から出たところからスタートです。
今回はちょっと文章少なめ、写真多めとなっております。
赤湯にいくつもりが…
実を言うと、ここから車でちょっと行った所に「かのせ温泉」の赤湯というよさげ~な温泉があるのはチェックしてまして。とても歩ける距離ではないけれど、津川駅からバスが出ているというところまでは唯一調べてたんです。
角神旅行村というところで降りれば、たぶんなんとか行きつくだろう的な発想だったわけです。
しかも運よく12:37のバスがある!(津川到着予定時刻は12:19)
しかーし、いざ津川駅でバスをまってみるも、待てど暮らせどバスがこない・・・
駅員さんに尋ねてみると
「今日は運休だよ」
運休だよ
だよ
よ…
アッー!
まさかの土日運休。
商売柄平日運休の憂き目には頻繁に出くわしていたけれど、まさか土日休みのバスがあるとは…
ということで、赤湯温泉はボツ。割愛しようかと迷いましたが、私と同じ目に合うかもしれないおっちょこちょいさんのために書き留めておきますね。
繰り返し言う。赤湯温泉にいくバスは土日休みだぞ!!!!
麒麟山温泉でラグジュアリーな湯につかる
しかしこの程度では諦めませんよ!次に目を付けたのが、徒歩でいける麒麟山温泉。
なにやら口コミもよさそうなので行ってみようと思いますが、狐の嫁入り屋敷から20分以上歩かないと行けないのです。流石に先のバスの件で学習した私は、先に宿に確認してみてOK頂きました!よし、いくぞ。
いざ!しっかしなんもないなぁ…若干不安
GPSが上手く場所を捕捉してくれないので、何度か道を間違えながら目的地へ向かいます。無事正解ルートに出たけれど、こんなトンネルを通らなくてはならず怖い、コワイィィィィ
このトンネルを抜けたら、目的地はもうすぐです。今日の目的地はコチラ~
立派な佇まいで、パッと来た日帰り客は追い出されるんじゃないかと思ったけれど、問題なく入れました。むしろ丁寧に接客いただいて本当にありがたい。
こんなこと書いたら宿の人に怒られそうですが、麒麟山温泉の宿は”雪つばきの宿”だとか”絵かきの宿”だとか二つ名がついていて中二病ぽくてよいです。
フロント~大浴場へはちょっと距離があるけれど、その間の調度品が最高に雰囲気がよくて何枚も何枚も写真を撮る。
これお宿のHPみたけど、部屋もめっちゃくちゃステキなのでいつか泊まりたいなぁ
毎度写真多くてスミマセン。ようやく浴場です。いざ!
到着したタイミングでは若い女性が一人入浴されていました。凄く社交的な方で、この近所に仕事の研修で来られているんだとか。今日は休みだから温泉で気分転換に来たのだそうです。…新人…山奥に缶詰…なんか大変そうだな…頑張っていただきたい。
津山駅から歩いてきたというので、あのトンネルを通ったか聞いたらやっぱり通ったそう。ルートは間違ってなかったらしい。
さて、独泉になったところで、いざ入湯!(ドドン
おーキレイ!内湯からも阿賀野川が臨めますが…
ここは露天風呂もあるので出てみましょう
あ~!!!!!絶景!ほんに絶景!
このタイミングになって曇ってしまい、あまりきれいにお風呂が写らなかったのが本当に残念です。あとカメラマンの腕な。私「温泉の写真撮るのへたくそ選手権」に出たら優勝する自信ある。あと「ご飯の写真撮るのへたくそ選手権」も優勝候補間違いない。
熱過ぎず、温すぎず丁度良い湯温のお風呂につかってしばし休息…
天然温泉100%です。
ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉で、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症によいとされる泉質です。
お湯はぬるめにしてありますので、美しい景色を見ながらゆっくりと長湯をお楽しみください。
だそうです!
これはがんばって歩いてきたかいがあったわ。独占なのがまたよいよね。
いやぁ、気持ちよかった…フロントの方と少しおしゃべりしながらふとカウンターをみると…めっちゃ温泉の素おおいなぁ。
ちょっとコレクションしたくなったのは言うまでもない。
雪つばきの宿 古澤屋
新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬5860
0254-92-3322
日帰り入浴:12時~15時まで 大人800円 小人400円(3歳以上小学生以下)
※平日はお休みの事も多いそうなので要問合せ。
レトロかわいい津川街歩き
さて、また歩きで駅まで戻ります。これがまたなかなかの距離でしてね。歩いて43分!!どうしてこうなったか自分でもわからない。まぁ、街歩きと言ってもおおむね↓こんな↓風景ばっかりなんですけれども。
そりゃ小さい春もみつけるわ… ※この時は未だ阿賀野川付近は桜が咲いてませんでした。
はいはい、新潟新潟( ^ω^ )
きになったものは容赦なく撮影していくスタイル。
なんというパワーワード。明日から使うわ。
そして旅写真の定番といえばマンホールですね。ちょっと中国の水墨画っぽい。
この感じ、黒石(青森)のこみせ通りを彷彿させる。
ほぼ全店お休みだったのは日曜定休なのか、シャッター街なのか…
看板もかわいらしいですなぁ
また狐の嫁入り屋敷の前を通過したので、先ほど忘れていた顔ハメで記念撮影。ここでようやく半分か…
無理矢理みつけた名所、琴平清水
タクりたい誘惑にも駆られたけれど、そもそもタクシーが通ってないので諦めて川沿いをあるきます。
あ、こんなとこも狐の嫁入り。
20分もなにもない田舎道を通るのもつまらないので、なにか名所はないかなぁとマップを見ると「琴平清水」という場所を発見しました。よーし、通り路だしここ行ってみよう。
正直二回通り過ぎた。
うっかりちょっと廃屋みたいなところに入ってしまったり無駄に時間を浪費したけれど、ちゃんと存在ましたよ琴平清水(ことひらしみず)。
ふむふむ、これで間違いなさそうだぞ!
今なお現役で活用されてるんでしょうね。なかなか年季が入っている水場ですが、きちんと手入れされ地元に愛されてる様子が感じられます。ちょっと野沢温泉の大釜思い出しました。
思ったよりシンプルだったけど、みられて満足満足。よし駅へ向かうぞ!なにげに時間がマズい。地域のお水なので、特に飲んだり触ったりはしていません)
この赤い橋を渡ったら、もうすぐ津川駅だ!ゴールがみえてきたぞ!!!
電車到着2分前についたァ!なんだかんだで結構ギリギリでした。
さて、これで引き返す…と見せかけて次は咲花温泉へいきます。まだまだ入るよぉ!
③へ続く…